深山尚久 ヴァイオリン テクニカル・クリニック

1008D

深山尚久 ヴァイオリン テクニカル・クリニック  (1008D)

販売価格(税別)
¥12,000

( 税込¥13,200 )

在庫状態 : 在庫有り

弦楽器専門誌[ストリング]で好評連載中の深山尚久”目からウロコのポイントチェック”の映像テキストが誕生しました!

多くのヴァイオリン奏者が持つ悩みを、的確な映像によりポイントマスターによって解決。(基本編・応用編2枚組)

あなたのヴァイオリン・テクニックを改善し、見違えるように飛躍する事が出きます。

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Vol.1 基礎編

 

1. 練習環境について

ヴァイオリンを練習するにあたって、まずは練習環境を整えたいと思います。
DVDを参考に、ぜひ皆さんの練習環境も確認してみてください。
用意しておくと便利な小物もご紹介します。

2. ボディーポジションと音の出るメカニズム

1. 立ち方・座り方

演奏する際、立ち方・座り方によって、かなり音が変わってきます。
「どうしても力が入ってしまう」「弾きにくい形になってしまう」などの原因となることもあります。
理想的な立ち方・座り方を学びましょう。

2. 両腕のポジション

ヴァイオリンは、持って(抱えて)弾かなくてはならない楽器です。
そのため、ここで解説する両腕のポジションというものが大切になってきます。

3. なぜ、音は出るのか

美しい音を出すためには、どのようなイメージを持って演奏したらよいのでしょう?
まずは音が出る仕組みから、順に解説していきます。

3. 楽器の構え方・取り扱い方

1. 楽器のポジション

構えたとき、体の、どの位置に楽器が当たっているでしょうか?
オーソドックスな構え方と、皆さんそれぞれに合った”4つの角度”を見つけてみてください。
さて、4つの角度とは?

2. 肩当てとアゴ当ての利用

もし肩当てを使う場合、角度や高さはどうしたらよいでしょうか。
また、アゴ当てにも種類がありますので参考になさってください。

3. 楽器の取り扱い方

ヴァイオリンは木で出来ている、とても敏感な楽器です。
日頃、気を付けておくポイントを確認しましょう。
チューニングの注意事項や、ペグソープの使い方の説明もあります。

4. 弓の持ち方・取り扱い方

1. 弓の持ち方

皆さんの弓の持ち方、いつの間にか変な癖がついていませんか?
弓を持ったときに力がかかる方向を、図を使ってわかりやすく解説します。
「親指はどこ? ほかの指は?」基本的な持ち方でお悩みの方もこれで安心。
さまざまな角度から、弓の持ち方がアップの映像で見られます。

2. 弓の取り扱い方

取り扱い方ひとつで、弓の寿命は変わってきます。
良い状態でより長く使っていくために気を付けたい事柄をまとめました。
弓の張り具合の目安、松脂を塗る分量についても解説します。

5. ボウイングの基本

1. 形を作り動かす

いよいよ実際に音を出してみます。
ボウイングの基本をしっかり身につけましょう。

2. 手首について

ボウイングの中で、手首はどのような働きをしているのでしょうか。
形を作るためのヒントが、たくさん出てきます

3. 肘について

ボウイングで、一番運動量の多い肘。
使っている筋肉、肘の高さ、肘の動き等をチェックしましょう。

4. 毛の傾きについて

弓の毛はどのくらい傾けて弾くのでしょうか? 全部使うとどうなるのでしょうか? それぞれの場合について解説します。
バランスを理解するための練習法もご紹介します。

5. 肩について

肩とはどのようなものなのか、体の仕組みも学びながら、ボウイングに役立てましょう。

6. 指の動き

弓を持っている指の大事な動きを説明します。
堅くならずに弓を持つための練習方法や、イメージの持ち方、ボウイングの際には指の、
どのようなところを意識したらよいか等の解説もあります。

6. 左手の形

1. 腕の位置

ヴァイオリンを構えるとき「左腕がどのようなルートで入っていくか」によって、力の入り具合が変わってきます。
左手を広げやすくするための持ち方を身につけましょう。

2. 指の角度

「小指が届きにくくて」とお悩みの方必見! もしかして、小指が届きにくい角度、形を押さえていないでしょうか。
音程を良くしていく訓練法も合わせてご紹介します。

3. 指の動き

ファーストポジションで指を動かしてみます。
指は、どのくらいの力で押さえているのでしょうか。
圧力を4段階に分けて解説していきます。

Vol.2 応用編

7. ボウイングの応用

1. 全弓へ

中央部分で弾いていた弓を、自然な形で全弓へと発展させていく方法です。
また、弓の適切な配分を身に付けるためのドリルも練習します。
これは、ボウイングの機能がよくわからなくなってしまったり、
弾いているうちに弓が震えやすくなってしまったりした場合にも、

効果が期待できるドリルです。

  2. ソティエ・マルテレ・デタッシェ

これらは、どのような弓のテクニックなのでしょうか。
それぞれの大事なこと、演奏の際のヒントとなるイメージもご紹介します。

3. 移弦について

速度の速い移弦、ゆっくりの移弦、音を全部切っての移弦、レガートの移弦、

一口に移弦といっても色々なものがあります。

移弦の際、どこを意識するとよいのか等、それぞれの場合について触れていきます。

  4. 先弓と元弓

弓の先だけ、元だけで弾くボウイングに挑戦します。
先弓で速く弾く(切り返す)練習を通して、
弓を始動するときの基本を体で覚えていきましょう。
元弓では、指だけで弓を動かす練習方法もご紹介します。

5. スピカート

ボウイング・テクニックの中で寄せられる質問の、ベスト1ともいえるスピカート。
ここではスピカートが誕生するまでの流れを理解し、軽やかに弓が跳ぶことを目指していきます。

6. スルタスト・スルポンティ・アコード

弓の圧力、スピード、弓と駒との位置関係から、
どのように演奏するとスルタスト・スルポンティになるのかを学びます。

アコードでは、和音を2つに分けて弾くとき、3本、4本の弦を同時に弾くとき、
それぞれのコツを学びます。

7. ピチカート・コルレーニョ

弓を普通に持ったまま弾くピチカート、弓を持ち替えてのピチカート、和音のピチカート、
左手のピチカートについて、
演奏のコツを交えながら解説していきます。

また、弓の木の部分で叩くコルレーニョの奏法についても、ご紹介します。

8. 左手のテクニック

1. 3rd ポジション

これまで勉強してきた1st ポジションを発展させて、3rd ポジションを学んでいきます。

2. チェンジ・ポジション

ポジション移動について解説します。
中間音を入れた練習法、指をスライドさせる際の注意点、
弓の圧力とポジションとの関係などが出てきます。

3. ダブルストップ

3度やオクターブなど、2つの音を同時に鳴らす二重音についてのお話です。
ちょっとしたコツや練習法もご紹介します。

4. トリル・フラジオレット

指を機敏に動かすための大切な課題でもあるトリル。
どのように弾くと美しいトリルになるのでしょうか。

DVDを参考にぜひ実践してみてください。

フラジオレットでは、弦のどこを押さえると、どのような倍音が響くのかをご紹介します。
人工フラジオレットについても解説します。

5. ヴィブラート

練習方法やヴィブラートをかける時のイメージ、ヴィブラートを通しての音楽の作り方、
注意事項などを取り上げます。

9. 練習の仕方

1. ウォーミングアップ

方法によって、効果が大きく変わってくる練習の仕方。
まずは、楽器をケースから出す前の段階から、実際に楽器を構えて、
曲やエチュードをさらう前のウォーミングアップ
についてまでのお話です。

2. スケジュールを組む

効率のよい練習のためには、スケジュールを組むということ。
一口にスケジュールを組むと言ってもいろいろありますので、そのことについて考えていきます。

3. 難所ポイントをチェック

難しいところをチェックしておくことは、もちろん大切なことです。
しかし、チェックするだけにとどまったのでは、それまでです。
それを使ってどのように練習したらよいのでしょうか。

4. リズム変奏など

お勧めの練習法”リズム変奏”を、譜例と演奏で具体的にご紹介します。
また、細かいパッセージをさらう時に効果的な、リズム変奏以外の練習方法も取り上げます。

5. 少ない弓・小さい音でゆっくりと

これは、難しい部分をさらうときなど、同じ場所を繰り返し練習するときに使える方法です。
ただし、”少ない弓・小さい音・ゆっくり”という形だけが出来上がってしまわないようにするためには、注意ポイントが!

6. メトロノームの利用法 

メトロノームをいかに上手く使うか、メトロノームを使った効率のよい練習法についてです。

10. ポイントチェック


1. 楽器が下る

どうやったら楽器が下るのを直せるのでしょうか。
どうしても楽器が下がってしまう場合の、ひとりでも出来る練習法、
また、構え方のタイプ別による対処法は、
生徒さんを教えていらっしゃる先生方はもちろん、ご父兄の方々も参考になるかもしれません。

2. 肘が硬い

”汚い音が出てしまうのではないか”等いろいろな恐怖心からか、ヴァイオリンを弾くと肘が硬くなってしまう事があります。

また、肘が硬いために、弓があらぬ方向へ行ってしまうことがあります。
それらを克服するためのちょっとしたアイディアと練習方法です。

3. 指の力加減

どのくらいの力加減で弓を持っているのかは、弓を持っている本人にしかわかりません。 左手を押さえる力加減もそうです。そこで、他の人の力加減を感じるためのアイディアをご紹介します。

4. まむし指

まむし指を直すための、小道具を使った練習方法を取り上げます。

5. 弓が指板よりになる

楽器にも”本音”というものがあります。
弓を駒から遠ざけないようにすることは、楽器と本音で向き合う重要なポイントでもあります。
そのための方法を学びましょう。

6. 不要な音

音楽表現とは関係のない雑音は、癖になっていることも多いものです。
意外と気付いていないこともあるのではないでしょうか。チェックしていきましょう。

7. 弓が震える

どうして弓が震えてしまうのでしょう。

その要因と、震えを解決するための手がかり、さらに、コントロールするためのドリルを練習します。

11. 表現の仕方

1. 曲の頭の弾き方

「どのように弾くとよいのか」具体的にわかりやすく分析していきます。
弦楽四重奏など室内楽でも、皆で呼吸を合わせるときに役立つ方法です。
ヘンデルのソナタ第2番を例に解説します。

2. 弓の配分

音楽表現の重要な要素となる弓の配分。
具体的にメンデルスゾーンのヴァイオリン・コンチェルトを使って、弓の配分の違いによる音楽の聴こえ方を比べてみます。

3. 木と毛の空間

弓の”木と毛の空間”、このウェイトによっても、出てくる音楽が変わってきます。

この空間をいかに上手く利用するかについて考えてみます。

4. ポルタメント

大きく分けて2種類のポルタメントがあります。
どちらも、音楽表現のひとつとして、センスよく使いたいもの。
実際にポルタメントを聴いてみましょう。

5. アタックについて

「強い音を出したいときに、押しつけた音になってしまわないように
そのためには、どのようなことに気を付けると上手くいくのでしょうか。
音色の違いを聴き比べながら、適切なアタックを身につけていきましょう。

 

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